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奈良大和路の旅(9)<室生寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(9)

<室 生 寺>

東大寺、法隆寺、薬師寺、春日大社など、古寺古社を3日間で巡拝した

今回のツアー旅行『いにしえの奈良大和路めぐり』は、この記事で終章です

乗用車の運転ができないため、何時もは電車、観光タクシーを利用するが

添乗員に案内され観光バスで巡るのも便利、脱線もしたが良い旅で有った

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女人高野・室生寺 

<太 鼓 橋>

室生寺は、奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派の大本山

室生山の山麓から中腹にかけて堂塔が建つ山岳寺院である

室生川に架かる朱塗りの反り橋を渡ると、室生寺の境内に入る

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 <表 門>

厳しく女人を禁制してきた高野山に対し女性の参詣を許したことから

「女人高野」との別名で呼ばれ親しまれてきた

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<仁 王 門>

この門は昭和40年の再建、朱塗りの色も鮮やかである

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<鎧 坂>

幅の広い急な石段の上には金堂の屋根が見える

石段の両側には石楠花が咲き美しいと聞くが、その時期に訪れた事がない

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<国宝 金堂>

建物の前方は斜面に張り出した高床式の懸造り、平安初期の建立

鎌倉末期に大修理を行い、礼拝部分は寛文12年(1672)に建て替えている

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<金堂 特別公開>

本尊釈迦如来立像(国宝)、十一面観音立像(国宝)、薬師如来立像(重文)

文殊菩薩立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、十二神将(重文)を拝観

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<境内のポスターを撮影>

薬師如来像の左手に薬壷がない、聞くと堂内の梁に薬壷が描かれていた

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<国宝 本堂(灌頂堂)>

真言寺院の中心であるところから灌頂堂と言う、延慶元年(1308)の建立

内陣中央の厨子に如意輪観音坐像(重文)を安置している

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<国宝 五重塔>

屋外の五重塔では最も小さく高さ約16m、法隆寺五重塔に次ぐ古塔である

奥深い樹林に包まれ風情がある、石段下から見上げると大きく美しい

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台風(平成10年)で杉が倒れ大被害を受けたが2年後に修復

損壊の前の五重塔は鬱蒼とした木立に囲まれ、今よりも風情があった

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<奥 の 院>

木立の中の石段(約400段)を上ると弘法大師を祀る御影堂があるが

疲れも溜まり、往復するには時間が厳しいため断念した

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境内の石仏群

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<観光バスが待つ駐車場へ>

室生寺に来る途中、車窓から大野寺の磨崖仏が見れると期待していたが

観光バスは新道を走り見ることができず・・残念であった

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クラブツーリズム専用特急

近鉄名張駅から名古屋駅まで、2両編成の専用特急に乗車(62名)

同社は、近鉄グループの一員である

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奈良大和路の旅(全9回の記事)、ご覧頂き有難うございました

次回から、京都旅行記を紹介します

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奈良大和路の旅(8)<長谷寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(8)

<長 谷 寺>

長谷寺は、全国に末寺を3000寺以上かかえる、真言宗智山派の総本山 

高浜虚子が、「花咲かば堂塔埋れつくすべし」と詠んだ花の寺でもある

しかし、この日は花に埋れるにはまだ早い3月17日、妻のツアー目的は

本尊「十一面観音菩薩立像」の拝観、観音さまの慈悲に包まれると言う

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本尊・特別拝観

<真言宗豊山派 総本山>

 平安の昔、紫式部が「仏の中のみ仏」と賞賛したという長谷寺の観音さま

火災により焼失したが、現在の本尊は室町時代の天文7年(1538)建立

右手に錫状、左手に水瓶を持つ「長谷寺式十一面観音」とよばれている

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<西国観音霊場第八番>

ご詠歌・・・『いくたびも 参る心ははつせ寺 山もちかいも 深き谷川』

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<仁 王 門> 

平安時代一条天皇の御世に建立されたが、現在の門は明治18年に再建

帰る前の撮影で人の姿が少ない、仁王門を入ると登廊が続く

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<登 廊>

石段は399段、段差が低く上に行くほど高い設計で年長者には登りやすい

4月下旬には石段の途中で牡丹を観賞することができる 

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<石段の道>

歓喜院(左)、梅心院(右)の間を通る坂道、桜の時期は撮影ポイントです

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<再び登廊>

 途中で振り返り撮影・・・この場所は私が好きなアングルです

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<国宝 本堂(大悲閣)>

徳川三大将軍家光の寄進により、慶安3年(1650)に建立した

本堂の前面に懸造りの舞台がつく大きな建造物である

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<五重塔・遠景>

大悲閣の舞台より五重搭を望む、撮影ポイントです

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(左):この日に撮った写真 ⇒ (右):3年前に撮った写真

B13.03.17-51 長谷寺39bbb.jpg 11.04.11-01  長谷寺15 B.jpg

<本堂拝殿>

本尊十一面観音菩薩立像(重要文化財)を安置

日本最大級の木造仏像(高さ約10m)で、拝殿から観音像の上半身を拝観

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<本尊・特別拝観>

この日は特別拝観中、本尊の足元まで入り手を触れ拝観ができる

妻はいつも観音像の姿に癒され、足をさすりお参りをしている

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サンシュウが咲く坂を急ぎ足で下る僧侶

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<本堂眺望>

本坊前から大悲閣(本堂)を眺める、この場所も絶景ポイントです

ツアー仲間の夫婦を案内すると喜んでいたが、最も美しいのは桜の時期 ↓↓

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3年前の在庫写真です

この記事をアップするころは、このような眺めになっているでしょう

11.04.11-01  長谷寺22 A.jpg

ツアー旅行の拝観は忙しいが、時間いっぱい境内を散策した

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追加・・昭和記念公園のチューチップ

渓流広場のチューリップが例年より1週間ほど早く見ごろを迎えました

見ごろは後2週間ほど続くと思われます  (撮影:4月9日)

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これから見に行かれる方のために、この写真をアップしました

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次回は、奈良大和路の旅(終章)<室生寺>を紹介します

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奈良大和路の旅(7)<吉野蔵王堂&明日香> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(7)

<吉野山&明日香>

奈良旅行も最終日、今回のツアーは人気が高く総勢62名をバス2台に分乗

前日の唐招提寺と夕食は別行動で知らなかったが、女性が転倒し腕を骨折

思わぬアクシデントで、同行の2人と共に東京へ引き返し28名に減少した

この日も見所が多く、朝7時45分にホテルを出発し金峯山蔵王堂に向かった

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金峯山寺(蔵王堂)

<参 道> 

吉野山から大峯山に至る金峯山は、万葉の昔より聖地として知られるところ

白鳳年間(7世紀末)に修験道の開祖役行者が修行し蔵王権現を感得し

その姿を桜の木に刻み堂を建て祀ったのが蔵王堂、金峯山寺の草創という

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<国宝 仁王門>

本堂は南を正面に、仁王門は北を正面にし互いに背を向け建っている

これは吉野と熊野に通う巡礼者のために配慮したためという

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<仁王像> 

見上げるように大きい仁王像(重文)、その高さは5.1mもある

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<国宝 蔵王堂>

三体の金剛蔵王権現を本尊とする、修験本宗の総本山

東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築で、現在の建物は天正19年(1591)の再建

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金剛蔵王権現(座高7m)は、四百数十年にわたり鎮座する日本最大の秘仏

逆立ちする頭髪、口の両端から刃のな牙、悪魔を払う憤怒の形相をしている

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仁王門の横から見た吉野の山

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<参 道>

朝10時ごろで早いためか参詣者の姿は少ない

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<ティータイム>

吉水神社に行く時間はあったが、往復するには30分が必要

前日歩いた(約3万歩)の疲れも残り、私は珈琲、妻は葛きりを頂き休息する

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<黒 門>

この門を通りバスが待つ駐車場へ、前方を歩くのはツアー仲間です

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<吉野の山>

金峯山寺を開いた「役行者」が、桜の木に蔵王権現を刻んだことから

桜は神木となり、そして信者からの献木により日本一の桜の名所になった

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3年前の在庫写真(2点)

吉野の桜は約3万本と数えられているが、ほとんどは山桜(シロヤマザクラ)

下千本、中千本、上千本、そして奥千本へ、約ひと月かけて咲き継いで行く

10.04.09-0001  吉野の桜1 吉水神社.jpg

<歴史の舞台になった・吉水神社>

     ①天武天皇(壬申の乱の挙兵)   ②源義経(静御前との別れの地)

     ③後醍醐天皇(南朝行宮と崩御)  ④豊臣秀吉(吉野の花見)

10.04.09-0107  吉野の山7 吉水神社4.jpg

『吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ悲しき』  静御前

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明 日 香 

<石舞台古墳>

飛鳥歴史公園にある日本最大の方墳、岩の総重量は約3200トン

天井石は77トンもあり、当時の優れた土木・運搬技術の高さが伺える

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横穴式石室が露呈する独特の形状をし、天井石の上が広く平らで

舞台のように見える形状から、古くから「石舞台」呼ばれていたという

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被葬者は明らかではないが、7世紀初頭の権力者で大化の改新で滅ぼされた

蘇我入鹿の祖父でもある蘇我馬子の墓ではないかといわれている

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石舞台古墳をつくったと考えられる説明パネルです

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 車窓写真を(2点)

<天武天皇・持統天皇陵を・・車窓から>

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<橘寺を・・車窓から>

聖徳太子誕生の地に建つ橘寺、桜が美しい寺でした

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次回は、奈良大和路の旅<長谷寺>を紹介します

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奈良大和路の旅(6)<江戸の町並み今井町> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(6)

<江戸の町並み今井町>

飛鳥、白鳳期の文化遺産が数多く残る橿原市、その一角に江戸時代へ

タイムスリップしたような今井町がある、ツアー行先は唐招提寺を残すのみだが

何度も拝観している古寺、妻に私の考えを伝えると今井町に行きたいという

そこでツアーから離脱し、薬師寺(前記事)から電車で目的地に向かった

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今井町を歩く

戦国時代に、一向宗(浄土真宗)の寺内町として造られた環濠集落

江戸時代には豪商が軒を連ねる、南大和最大の商都として栄えたという

東西600m、南北310m内に、江戸の伝統を受け継ぐ500棟の町家が残り

国の重要文化財9件、県指定文化財3件、市指定文化財が5件もある


B13.03.16-81 今井町11.jpg

<飛鳥川に架かる蘇武橋>

近鉄八木西口駅から歩いて5分、飛鳥川を渡ると今井町です

町並み全体は「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けている

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<今井町東側>

今井町の特徴は、外部からの侵略を防ぐため堀を巡らせた環濠集落である

織田信長の一向宗攻めは明智光秀の仲介で事なきを得たという

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<称 念 寺>

今井町の中核となった寺院で、寺内町を支える町政全般の拠点であった

17世紀初頭ころに建造された本堂は改修工事中で拝観できず

明治天皇が畝傍御陵行幸のときに行在所とした碑(左)が立っている

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<山 尾 家>

八大将軍吉宗の時代、巡検使の本陣となり、桂小五郎も(木戸孝允)も投宿

幕末には町年寄をつとめた大商家、当時の庭も残っているという、重要文化財

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<旧上田家(丸田家)>

旧は上田家で「壷八」の屋号をもち、肥料商などの商いをしていた

江戸時代末期の屋敷構えを残す貴重な建物、重要文化財

B13.03.16-81 今井町31 上田.jpg

<大川珈琲屋>

珈琲店ではなく「珈琲屋」が気に入った、私は珈琲、妻は紅茶で小休止

B13.03.16-81 今井町35 大川珈琲.jpg

<町 並 み>

この町は時代劇の撮影に使われることが有るそうだ

B13.03.16-81 今井町41.jpg

<上 田 家>

今西家と共に惣年寄を勤めた家柄、江戸初期には酒造業も営んでおり

有力商家と共に「今井札」を発行するほど経済力を持っていた、重要文化財

B13.03.16-81 今井町45 音村.jpg

B13.03.16-81 今井町47 音村.jpg

<旧米谷家>

「米忠」の屋号をもち広く肥料や金物を扱っていた商家、重要文化財

建物と内庭を拝見したが、土間、煙り返しなど農家風の民家になっている

B13.03.16-81 今井町55 旧米谷.jpg

<町 並 み>

この通りには、小さな町家が多く並んでいる

B13.03.16-81 今井町59.jpg

<河 合 家>

江戸初期に上品寺村から移住し、古くから「上品寺屋」の屋号で酒造業を営む

現在も造り酒屋、正面の格子と太い柱にも豪商の片鱗が伺えるという

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清酒「しぼりたて」を購入し家族にも発送、いいお酒でした

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この店は女性用の小物を扱っていたようだが?

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今井町の「床屋」さん

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自宅前で野菜を商う店、妻は安いと言っていた

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<豊 田 家>

江戸時代には、大名に金を貸すほど栄えた材木商、重要文化財

 木材商らしく、2階正面の壁に「丸に木の字の紋」をつけた豪壮な外観です

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<今 西 家>

惣年寄の筆頭で、領主、代官の町方支配の一翼を担い自治権が委ねられていた

慶安3年(1650)の建築で今井町で最古、全国の町家でも極めて古いという

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<今西家と掘割り>

破風を設けた城郭の概外観をもつ建物、慶安3年(1650)の建築

この区域では、埋め立てられた掘割りを復元している

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次回は、

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奈良大和路の旅(5)<薬師寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(5)

<薬 師 寺>

 天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願し薬師寺の建立を発願

飛鳥の藤原京に造営されたが、平城遷都に伴ないこの地に移された

その伽藍はわが国随一の荘美を誇ったというが、度重なる兵火や災害により

東塔を除くすべて焼失した、高田好胤管主の発願と説法努力により復活した

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法相宗大本山 薬師寺

<南 門>

駐車場から近い南門を入ると、正面には中門と回廊がある

右手の勧進所で僧侶の法話を聞き、般若心経の写経と書籍を購入

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<薬師寺伽藍>

甦った白鳳伽藍は、ユネスコの世界遺産に登録されている

 左から、大行動、金堂、西塔です

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左から、西塔、東塔(工事中)、回廊です

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<金 堂>

薬師寺の本尊、国宝「銅造の薬師如来坐像、脇侍日光・月光菩薩立像」を安置

白鳳~奈良期(7~8世紀)の作品の中で最高傑作の一つと言われている

像高は、薬師如来(約2.5m)、日光・月光菩薩(約3.2m)  写真は次です

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<国宝 薬師三尊像(白鳳時代)>

平城遷都1300年を記念し、2008年に東京国立博物館で行われた国宝薬師寺展

1時間半も並び、光背を外した日光菩薩、月光菩薩、そして聖観音菩薩を拝観

金銅仏の律動的で美しい姿に感動をしたのを、今も鮮明に覚えている

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(左):月光菩薩立像、  (右):日光菩薩立像

中央の薬師如来坐像に身体を寄せるようにしている、写真が悪いがご容赦を

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<西 塔>

昭和56年(1981)に復興された新しい塔、鮮やかな色である

六重塔に見えるが、修理中の東塔と共に三重の塔です

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<東塔工事>

 薬師寺に現存する最古の建造物、2018年12月まで解体修理を行っている

東寺、興福寺、醍醐寺の五重塔に次ぎ4番目の高さ(34m)である

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<仏 舎 利>

解体修理中に、芯柱の最上部から仏舎利が発見された

東塔の中で公開をしているが、行列ができ拝観するには15分もかかる

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<大 講 堂>

弥勒菩薩三尊像、仏足石などを拝観

東院堂において、銅造聖観音立像を拝観したが写真は撮っていない

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<輿 楽 門>

薬師寺の北門にあたる門、玄奘三蔵院伽藍が北側にあるが拝観せず

私たち二人はツアーから離れて別行動、その記事は次回です

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在庫写真

左から、東塔(修理工事の前)、中門&回廊、金堂です

10.04.07-0101  薬師寺1.jpg

薬師寺の撮影スポット、工事が本格化する前に大池から撮影

左から金堂、西塔、東塔、そして工事建造物、背後は若草山と春日山(右)

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4月3日~5日は京都旅行をしています

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次回は、奈良大和路の旅<江戸の町並み・今井町>を紹介します

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奈良大和路の旅(4)<法隆寺> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(4)

<法隆寺>

 志半ばで崩御した用明天皇の志を継ぎ、推古天皇と聖徳太子が創建

天智天皇の時代に火災に遭ったとされるが、戦火や天災を受けることなく

8世紀初頭の、世界最古の木造建造物、仏教美術品が2300点以上も残る

これら国宝の歴史遺産群は、日本で初めて世界文化遺産の指定を受けた

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西院伽藍

<南大門(室町時代)>

法隆寺の総門、火災による焼失のあと永享10年(1438)に再建

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<参 道>

南大門を額縁に見立て、参道及び西院伽藍を撮影

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<西院伽藍正面>

ここから見る眺めは飛鳥時代の姿を現在に残す景観であろうか

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<中門及び回廊(飛鳥時代)>

入母屋造りの重厚な二重門、門の中央には柱が立っている

中門の左右には、日本最古の塑像金剛力士像(8世紀初)が置かれている

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<世界文化遺産の碑> 

「日本最初の世界文化遺産 法隆寺」 平山郁夫書と記されている

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<大講堂(平安時代)>

延長3年(925)に焼失後、正暦元年(990)に再建された入母屋造の本堂

堂内には、同時期の本尊薬師三尊像と四天王像を安置している

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<金堂(飛鳥時代)>

釈迦三尊像、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、四天王像などの仏像を安置

釈迦如来像は飛鳥大仏と同様に面長、聞くと奈良時代以降は今の顔立ちという

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<五重塔(飛鳥時代)>

日本最古の五重塔、塔の高さは約32m、錫と銅製の相輪は11mもある

釈迦入滅を表す涅槃像(塑像群)を拝観した

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<五重塔 隅鬼(邪気)>

諸寺院の五重塔を拝観するといつも邪気を探すが、この塔にはあった

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中門の前から東院伽藍に向かう参道

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大宝蔵院百済観音堂 拝観

百済観音、夢違観音、玉虫厨子など、国宝仏像及び美術品を多数展示

八頭身で優美な姿の百済観音像に魅了される

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東院伽藍&中宮寺

<東院伽藍への参道>

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<夢殿(奈良時代)>

聖徳太子の威徳を偲んで建てられた、東伽藍中心の八角円堂

太子の等身の救世観音像(飛鳥時代)が安置されているが拝観できない

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<中宮寺表門>

聖徳太子の母、穴穂部間人皇后ゆかりの尼寺、受付を通り本堂へ

境内の大きな木の刈り込みに方に驚き、樹木名を聞いたがメモを紛失した

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<中宮寺本堂>

かすかに首をかしげ微笑を浮かべる「弥勒菩薩半跏像(国宝)」を拝観

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<法起寺(車窓から撮影)>

法隆寺地域の仏教建造物の一部として世界遺産に登録されている

奥に見える塔は、日本最古の三重塔として知られている

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この地域には、三重塔を有する古刹法輪寺もある

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次回は、奈良大和路の旅<薬師寺>を紹介します

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奈良大和路の旅(3)<三条通り&春日大社> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(3)

<春日大社&平城京跡>

旅行の2日目は、春日大社、平城京跡を観光し、そして斑鳩の法隆寺から

薬師寺、唐招提寺など大寺院を一日がかりで巡るツアーである

驚いたことに、3日間とも昼食はバスの車内でお弁当、それも別料金での予約

新幹線の往復グリーン車利用で良いが、バス内での昼食は何とも慌しい

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三条通り 早朝散歩

<JR奈良駅・朝8時>

平城京遷都1300年に合わせて高架駅に改装された奈良駅

右の建物は方形屋根に相輪を載せた旧駅舎(現奈良市総合観光案内所)です

駅前から三条通りを歩くと猿沢の池、その先に春日大社の一ノ鳥居がある

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<猿沢の池>

早朝6時過ぎに一人で散歩、夜明けの池面には朝霧が漂っていた

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<奈良県里程元標>

猿沢の池に近い三条通り(背後は興福寺)で見つけた奈良県里程元標

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<開化天皇陵>

三条通りに面して天皇陵が残されている、右の建物はホテルフジタ

樹木の後は国道369号線、奈良県庁、奈良公園に続く主要道です

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今回連泊したのは、三条通りに面しているワシントンホテルでした

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春日大社

<二の鳥居>

全国に1000社あると称されている春日神社の総本社

藤原不比等が平城遷都に合わせ藤原氏の氏神である鹿島神を遷し祀った

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<石燈籠の参道>

境内には1800基の石燈籠があり、平安、鎌倉、桃山時代の燈籠も約360基ある

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<社殿南門>

南門は春日大社正面の楼門、高さは12mで最大の門です

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<幣殿・舞殿>

一般参拝は幣殿前で行うが、初穂料を納めると本殿前の中門から参拝ができる

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<本殿前の中門>

本殿は、第一殿の武甕槌命(タケミカズチ)ほか三神を祀っている

武甕槌命は、日本神話に登場する神で、雷神で剣の神でもあるという

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東回廊から中門

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西回廊・釣燈籠

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<若宮15社巡り>

境内の南側に若宮神社を中心に15社の末社があり、巡拝するる事ができる

若宮神社の祭神は天押雲根命、正しい知識を授けてくれるという

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<夫婦大黒社>

日本で唯一夫婦の大國様を祀っている、夫婦円満、良縁、福運を守護

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<佐良気神社>

恵比寿様を祀る神社、商売繁盛、交渉成立を守護

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<金龍神社>

金龍大神を祀る神社、開運、財運の守護

右の絵馬には 『1億円が通帳に入りました』と記載、あやかりたいものだ

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奈良公園の鹿は、武甕槌命が白鹿に乗ってきたとの由来による

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平城京跡

元明天皇が和銅3年(710)に藤原京から平城京へ都を遷し1300年

2010年4月24日から、「平城遷都1300年記念式典」が大々的に行われた

同年4月6日、記念式典の準備中に東院庭園を含め見学に訪れている

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<大 極 殿>

大極とは宇宙の根源を意味する言葉、北極星を表している

正面:約44m 奥行:約20m 高さ(地表より):約27m

朱塗りの柱(直径70cm):44本、 屋根瓦:約9万7000枚を使用している

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<玉 座>

天皇が着座した高御座(たかみくら)を復元

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<壁画 青龍>

十二支と共に、青龍・朱雀・白虎・玄武の壁画が東西南北に描かれているが

係りの人の説明では、青龍を想像で描くとこのような動物になったという

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(左):鵄尾(しび)   (右):相輪?

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近鉄電車の踏切、奥に見えるのは朱雀門です

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<朱 雀 門>

平城京の正門、大極殿まで直線距離で800mもある

朱雀とは鳳凰(ほうおう)のこと、 正面:約25m、奥行:10m、高さ:22m

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大極殿の東側に「東院庭園」が有るが、見学コースに入っていなかった

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次回は、奈良大和路の旅を中断し「東京の桜シリーズ」を紹介します

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奈良大和路の旅(2)<東大寺大仏殿> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(2)

<東大寺大仏殿>

奈良・京都へはいつも個人旅行、ツアー旅行は今回が初めての経験です

2泊3日で、春日大社、平城京跡、法隆寺、薬師寺、唐招提寺、吉野金峯山寺

そして、長谷寺、室生寺へ巡拝するツアー、旅慣れない人には適しているが

私たちは、何度も行った所ばかり、適度に脱線を繰り返し3日間の旅を続けた

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東 大 寺

<華厳宗大本山 東大寺>

前記事の戒壇院から、大仏殿、二月堂、若草山まで奈良のガイドさんが案内

ツアー仲間の中には、東大寺大仏殿は初めてという人もいた

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 <国宝 南大門>

門の両脇に、高さ8.4mの大きな金剛力士像(国宝)が置かれているが

一般的な仁王像の配置とは異なり、左が阿形、右は吽形になっている

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南大門から中門を望む

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<鏡 池> 

鏡のような池に大仏殿と中門を映す、東大寺の代表的な風景

風はないが池面に青藻が浮かび映りが悪い、皆さんから離れ撮影をした

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<重文 中門>

享保元年(1716)に再建された、入母屋造り2階建ての楼門

夕刻のためであろうか、いつ来ても見かける修学旅行生の姿がない

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<国宝 金堂(大仏殿)>

日本最大の木造建造物(正面の幅57.5m、奥行き50.5m、高さ49.1m)

平重衡の南都焼討ち、松永久秀・三好三人衆の戦火で2度焼失したが

元禄4年(1691)に再建、正面の唐破風屋根は江戸期の建築様式である

奥行き、高さは創建当初とほぼ同一だが、幅は約3分の2になっている

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<国宝 奈良の大仏> 

金堂の本尊:盧舎那仏坐像(るしゃなぶつ)

盧舎那仏の名は、宇宙の真理を体得した釈迦如来の別名で世界を照らす仏

両脇に虚空蔵菩薩像、如意輪観音菩薩像、堂の隅に多聞天像、広目天像がある

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<巨大な七重塔・レプリカ>

創建当時は、大仏殿の両側に高さ96mの七重塔(西塔・東塔)が建っていた

興福寺五重塔(50m)の2倍の高さであり、日本一の東寺五重塔(55m)より高い

大仏殿の2層屋根は、今と同じだが唐破風がない

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<国宝 金銅八角燈籠>

奈良時代創建時のもの、2度の戦火から免れ国宝に指定されている

火袋羽目板4面には、楽器を奏する音声菩薩像を鋳出している

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<大仏殿の伽藍と鴟尾(しび)>

鴟尾の高さは3.3m、幅2.5m、名古屋城の金の鯱は2.6mである

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手向山八幡宮

東大寺の守護神として宇佐八幡宮から分社された第一号の神社

明治初期の神仏分離により東大寺から独立した

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<ガイドさんの説明>

この宝倉の説明を終えると、延々と春日野(夕食処)の土産物の宣伝

二月堂は、堂の下からの説明のみで春日野へ直行

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皆さんと離れ二月堂に向かったが、後で一緒に行きたかったとの声が多かった

添乗員さんも、皆さんから預かった朱印帳を持ち二月堂で待っていた

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東大寺二月堂

<国宝 二月堂> 

お水取り(修二会)で著名な堂、関西ではお水取りが終わると春が来ると言う

前日(3月14日)に、すべての行事を終えた所で、まだ竹囲いが残っていた

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<大仏殿・奈良市内の眺め>

平重衡の兵火、三好松永の戦い、2回の戦火には焼け残ったが、お水取りの

失火で焼失し2年後の寛文9年(1669)に再建をしたが、何とも皮肉な事である

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本尊は大観音、小観音と呼ばれる2体の十一面観音像

どちらも見ることを許されない絶対秘仏であるという

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<若狭井(わかさい)>

3月13日の深夜、井戸から観音菩薩に供える「お香水」を汲み上げる儀式がある

大きな松明が堂の巡るのは、この行を勤める練行衆の道灯りだという

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<大仏殿道>

この坂道が好きで、二月堂に訪れると必ず歩くことにしている

時間は午後5時前、さすがに人の姿を見かけない

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坂の上から

この坂を下ると大仏殿の裏側に出る、右には正倉院がある

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坂の途中から

坂を上った正面に夕日を浴びる二月堂が見える

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<若草山(三笠山)>

夕食は、若草山の前の春日野、私が着いた時は皆さん食事中

昔、子供と一緒に登ったが、いつの頃からか柵が造られ入山料(150円)が必要

自由に入れた頃は賑わっていたが、今は観光客も少なく寂れているようだ

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 東京都心の桜は早くも満開、今日は花見に出かけます

次回は、奈良大和路の旅(3)<春日大社>を紹介します

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奈良大和路の旅(1)<興福寺・東大寺戒壇院> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(1)

<興福寺・東大寺戒壇院>

新聞広告 『いにしえの奈良・大和路めぐり』を見て、妻が行きたいと言い出した

奈良の世界遺産、国宝の建造物及び仏像を拝観して回る・・ツアー旅行

3月15日から3日間、多くの寺院、神社を過密なスケジュールで駆け巡る旅だが

予想以上の好天気に恵まれ無事に終了、先ずは初日の訪問先から紹介します

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興 福 寺 

<法相宗大本山 興福寺>

 藤原鎌足の子である不比等の創建、藤原氏の氏神である春日大社と共に栄え

平安時代は比叡山延暦寺と共に、南都北領と呼ばれ強大な勢力を誇っていたが

平重衡の南都焼討ちにより焼失、現在の東金堂・五重塔は鎌倉時代に再建

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<国宝 東金堂・拝観>

中尊は、薬師如来立像(重文)、脇侍の日光・月光菩薩(重文)

文殊菩薩坐像(国宝)、四天王立像(国宝)、十二神将立像(国宝)など

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<国宝館・拝観>

本尊の千手観音立像(高さ5.2メートルの巨像)を中央に安置

白鳳時代の銅造仏頭(国宝)、金剛力士像(国宝)、天燈鬼・龍燈鬼像(国宝)など

特に知られているのは、三面六臂(手が6本)の「阿修羅像(国宝)」

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阿修羅像(拝観券をコピー)

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<重文 南円堂>

西国三十三所の九番札所、堂内に不空羂索観音坐像(国宝)を安置

南円堂創建1200年を記念し、4月12日から6月2日まで特別公開される

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<中金堂 再建工事>

平成30年の落慶に向けて再建工事中

上の写真(南円堂)でもよく分かるが、回廊の礎石が埋め込まれている

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<国宝 五重塔>

明治初期の廃仏毀釈の嵐により、興福寺は衰退し廃寺同然になり

東寺五重塔に次ぎ高い(50.1m)、この五重塔は250円で売りに出されたという

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東大寺ミュージアム

<ミュージアム正面>

常設展示に加え、東大寺金堂(大仏殿)の鎮壇具(大刀など)を特別展示

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三月堂(法華堂)の工事着工により、日光・月光菩薩も移設展示

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<日光菩薩(右)・月光菩薩(左)

 柔和な表情で合掌する姿、衣が異なっている、出会えてよかった仏像でした

『はるか千三百年ちかくの昔から、ずっと手を合わせ、微笑と慈しみの心で祈ってくださっている』

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<お松明>

東大寺修二会(お水取り)に使われる松明が門前に置かれていた

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東大寺戒壇堂

<戒壇院へ>

大仏殿から戒壇院に向かう途中で見た石仏群

西日が差し込む松林、石仏の背後で草を食む鹿の群れを撮影する

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戒壇院への道、前を歩くのはツアーの人たちです

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<戒 壇 院>

唐から招いた鑑真和上が、聖武天皇を始め百官公卿400人に戒を授けた場所

戒壇とは受戒が行われるところ、僧侶が受戒を仏前に誓う儀式である

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<国宝・四天王像>

多宝塔を中心に、仏法の守護神である四天王像を安置 (2010.11撮影)

四天王とは「持国天・増長天・廣目天・多聞天」、何れも等身大の塑像

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境内の砂利石は、鑑真和上が航海した波を表している

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次回は、奈良大和路の旅(2)<東大寺大仏殿、二月堂>を紹介します

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奈良大和路の旅(12)<平城宮跡&美貌の仏像> [奈良大和路]

奈良大和路の旅(12)

<平城宮跡&美貌の仏像>

奈良大和路の旅もこの記事が終章、夕刻には大阪駅で姉に会い会食の予定

平城京跡と薬師寺は、写真撮影のため急ぎ巡回になってしまったが

この日の大きな目的は、海龍王寺に安置されている十一面観音立像の拝観

光明皇后ゆかりのこの美しい仏像は、期待にたがわず感動を与えてくれた

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(撮影は11月26日)

平城宮跡 大極殿 

大極殿の大きさは、正面約44m、側面約20m、地面からの高さは約27m

直径70cmの朱色の柱44本、屋根瓦約10万枚を使用した大きな宮殿

天皇の即位式、外国使節との接見など、国の重要な儀式に使われていた

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高御座(たかみくら)の見学、そして上層の回廊にも上がりたかったが

時間は午後4時前、閉門時間も迫っていたので諦めた

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内裏跡の柘植の木

平城京が有った当時の内裏の柱跡には、柘植の木が植えられている

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朱 雀 門

平城京正面の門、外国使節の送迎、歌垣や新年の行事が行われた

大極殿までの直線距離は800mもあり、その間は広大な庭になっている

(この写真は、タクシーの車窓からの撮影です)

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(これは、2010年4月6日に訪れた時の撮影)

この日から18日後に、平城遷都1300年祭が行われた

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東院庭園

皇太子宮殿があった場所の東南の端に、約60m四方の池が有り

この池を中心にして東院庭園が構成されていたという

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東院庭園を一周する

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薬 師 寺

2018年12月までの長い年月をかける東塔の大修復工事が始まった

工事が本格化すると、東塔は工事用の建造物(右)で覆われ見えなくなる 

完成は7年先、その前に大池からの薬師寺を見に行った

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左から金堂、西塔、東塔、そして工事建造物、背後は若草山と春日山(右)

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海龍王寺

 <中 門>

天平3年(731)、光明皇后の創建、開基は唐から帰国した玄ぼう僧正が

遣唐使たちの渡航安全祈願を営み、聖武天皇から海龍王寺の寺号を受けた

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<築地塀(練塀)>

室町時代に造られた築地塀が、年代を感じさせる

この寺院も廃仏毀釈の嵐に呑み込まれ、東金堂や多数の什器を失ったという

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<西 金 堂>

堂内には奈良時代に造られた、高さが僅か4mの五重小塔(国宝)がある

この五重塔は、薬師寺の塔と似ており当時の建築を知る貴重なものという

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<本 堂>

光明皇后が自ら刻んだ十一面観音像をもとに、鎌倉時代に慶派の仏師が

造立した、「十一面観世音菩薩立像(座高94cm)」が安置されている

厨子内の斗張(とばり)で姿を隠していたが、隙間から拝観する事ができた

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<十一面観音立像>

約800年前の作とは思えない保存状態の良さは、秘仏であった為であろうか

(左):JTBパブリック社のガイドブックより  (右):海龍王寺で購入した写真

JTBガイドブックに書かれている・・「神々しさあふれる黄金の美貌」が頷ける

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今回の旅で最も大きい収穫であった、特別公開の時に是非見に行きたい

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残念な出来ごと 

明治新政府が発令した神仏分離令は、廃仏毀釈運動のうねりとなり

ここ奈良でも、内山永久寺では58も有った堂塔がことごとく破壊され

私が訪れた正暦寺、長岳寺、円成寺、海龍王寺でも歴史的な建造物を失い

同時に、多くの寺宝、仏像もその難を避けられず破壊分散したという

当然その中には国宝、重文が含まれていたであろう、思えば残念でならない

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